ジャグラーぶどう確率逆算Tips
逆算ぶどう確率の誤差の要因
ジャグラーのぶどう確率をぶどう確率逆算ツールなどを使用して逆算した際に、以下の要因により逆算値と実際のぶどう確率が乖離する場合があります。
スランプグラフのタイムラグ【影響大】
・データカウンターに表示されるスランプグラフは、更新までに数分~数十分のタイムラグがあることが一般的です。このタイムラグを考慮しないと逆算ぶどう確率に大きな誤差が生じる可能性があります。
・仮に10分間のタイムラグがある場合、差枚数に174枚程度(146G分)の誤差が生じます。これはぶどう約22個分に相当します。
スランプグラフの読み間違い【影響大】
・スランプグラフの表示画面が小さい、目盛が読みにく等の要因により、スランプグラフの差枚数を読み間違えると、逆算ぶどう確率に大きな誤差が生じます。
・スランプグラフが見難い場合には、スランプグラフをスマートフォンで接写し、その画像から差枚数を読み取る方法が有効です。
リプレイの上振れ・下振れ【影響中】
・リプレイの数が、1 / 7.3(全機種・全設定共通の発生確率)より上振れ又は下振れしていた場合、逆算ぶどう確率に誤差が生じます。
ぶどう抜き【影響小】
・前任者がボーナス図柄を揃える際にぶどう抜きをしていた場合、影響は小さいですが、逆算ぶどう確率の誤差の要因となります。
・前任者がぶどう抜きをしていることが分かっている場合は、1枚掛けのぶどう確率が約 1/10 ですので、合計ボーナス数を10で割って7をかけた数を差枚数からマイナスすると、ぶどう抜きによる平均的な影響を考慮することができます。(ただし、試行数(ボーナス数)が少ないので精緻な値を求めることはできません。)
ベル・ピエロ【影響極小】
・ベル(14枚役)・ピエロ(10枚役)の取得も逆算ぶどう確率の誤差の要因となりますが、ベル・ピエロの発生確率は、1/1000 以下(ハッピージャグラーの場合は1/655)であり、取得した場合でも差枚数への影響はベル・ピエロ1個当たりぶどう1個~2個程度です。さらに、ベル・ピエロを完全にフォローしているプレイヤーは稀ですので、影響は無視できます。
その他の要因【影響極小】
・その他の誤差の要因としては、前任者がボーナス図柄を揃えるのに手こずる、1枚掛け・2枚掛け遊戯を行う、空回しによる自動停止を行う(自動停止時は小役を取りこぼす)、1枚役の取得などが考えられますが、差枚数への影響は小さく発生頻度も高くありません。
データカウンターの不具合
・極めて稀なケースとして、データカウンターの不具合により、ボーナス数が本来のボーナス数より多く又は少なく表示されていることや、スランプグラフの差枚数が実際の差枚数より多く又は少なく表示されていることがあります。ぶどう確率を逆算した際に、スペック値から極端に乖離した確率となった場合は、これらの可能性を考慮してください。
ぶどう確率逆算ツールの機能紹介
リプレイの上振れ・下振れの影響範囲表示機能
・ぶどう確率逆算ツールは、リプレイの上振れ・下振れによる逆算ぶどう確率の誤差の範囲(上下5%を棄却した90%信頼区間)を、「リプレイ数による誤差の範囲」として表示しています。
一時保存機能
・ぶどう確率逆算ツールに入力した数値は、数値を入力又は計算ボタンを押したタイミングで一時的にブラウザに保存され、ページを離脱した場合やブラウザを閉じた場合でも消えません(「入力値保存スイッチ」がオンの時)。
・注意点として、ぶどう確率逆算ツールをブラウザの別タブで開いた場合でも、保存情報は共有され、全てのタブのぶどう確率逆算ツールの保存情報が数値を入力又は計算ボタンを押したページの数値に置き変わります。
・現在の遊戯台の入力数値を残しつつ別の遊戯台の計算を行いたい場合は、別の遊戯台の数値を入力するときに「入力値保存スイッチ」をオフにします。これにより、ブラウザを更新(リロード)すれば、最初の遊技台の入力数値が読み込まれます。
各台計数機がある場合の利用方法
・各台計数機がある場合、遊戯開始時に総ゲーム数、BIG数、REG数をぶどう確率逆算ツールに入力し、別途投入枚数を把握しておけば、小役カウンターでぶどうを数えなくとも、各台計数機に表示される所持枚数からぶどう確率を逆算することで、自分の遊戯中の精緻なぶどう確率を把握することができます。(スランプグラフのタイムラグや読み間違えが発生せず、チェリー取得率やぶどう抜きの影響などを考慮できる。)
ジャグラー用各種ツール
⇒ ジャグラーぶどう確率逆算ツール
⇒ ジャグラーぶどう確率逆算ツール簡易版
⇒ ジャグラー設定推測ツール(ぶどう逆算機能付)
⇒ ジャグラースペック一覧表